エステの契約をクーリングオフ・中途解約する方法!最も簡単な手順とは

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「体験で勧誘されて契約してしまったけど後悔している…」
「1~2ヶ月通ってみたけど、効果を実感できないので解約したい…」
「継続して通うのが面倒になってしまった…」

エステは高額な費用が必要になるサービスなので、どうしてもこういったケースは多くなってしまいます。

これは痩身・脱毛・フェイシャル・ブライダルなど、さまざまなジャンルのエステサロンに言えることです。

そんな場合も安心してください。クーリングオフや中途解約の制度を使えば、一部もしくは全額を返金してもらうことが可能です。

今回は、エステの利用を中止したい方に向けて、最も簡単な「クーリングオフ・中途解約」の方法について紹介します。

直接店舗に行かなくてもOKな方法をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

クーリングオフは期限が決まっているので、後回しにするのはNGです。簡単な方法を紹介するので、すぐに解決してしまいましょう!

まずは条件を満たしているかをチェック

クーリングオフや中途解約の制度を利用するには、契約が「特定継続的役務提供」に該当している必要があります。

特定商取引法は、7種類の継続的なサービスのうち一定の条件を満たす契約を、特定継続的役務提供としています。エステティックの場合は、利用期間が1カ月を超え、総額5万円を超える契約が対象です。特定継続的役務提供にはクーリング・オフ制度のほか、中途解約時の取り扱いなどのルールが適用されます。
参照:独立行政法人国民生活センター

少し難しい言葉ですが、分かりやすくまとめると、

  1. 総額5万円を超える契約かどうか
  2. 利用期間が1ヶ月を超える契約かどうか

この2つを満たしていれば、クーリングオフもしくは中途解約を利用することができます。

8日以内ならクーリングオフ、それ以降は中途解約

クーリングオフの制度を使うには、法定開示書面(契約書)を受け取った日から「8日以内」である必要があります。それ以降は、中途解約になります。

例:月曜日に契約書を受け取った場合、契約当日から数えて8日である、翌週の月曜日までがクーリングオフの期限

返金してもらえる金額は?

クーリングオフと中途解約で、返金してもらえる金額が異なります。

  • クーリングオフ:全額返金してもらえる
  • 中途解約:一部負担しなければならない

このようにクーリングオフは、契約自体を無かったことにする制度なので、全額返金してもらえます。

中途解約の場合には、サービス開始前かサービス開始後かで、返金される金額が異なります。

中途解約時の負担する金額

  • サービス開始前:違約金として2万円
  • サービス開始後:「すでに受けたサービス料金」+「2万円or未使用サービス料金の10%に相当する額のうち低い金額」

中途解約の場合は、サービス開始前であっても違約金として2万円は必要になります。

施術後は、すでにサービスを受けた部分については返ってこないので注意が必要です。

クーリングオフの方法・手順

最も簡単でおすすめの手順は以下です。

  1. 期限内にエステサロンへ契約解除の通知を郵送
  2. クレジットカード払いの場合は信販会社にも通知を郵送

この流れでハガキや手紙を送るだけなので、意外と簡単に行えます。

クーリング・オフ利用時の注意点

クーリングオフを利用する際には、以下の3点に注意しましょう。

1、必ず書面でおこなう

クーリングオフを利用する際は、店舗に来店する必要もありませんし、電話をする必要もありません。

むしろ誠意を持って直接伝えようと思って口頭で言ってしまうと、「言った・言わない」のトラブルに繋がりかねませんし、サロンスタッフに強く説得されることになります。

トラブルを回避するためにも、手続きは必ず書面で行うようにしましょう。

2、郵送は「特定記録郵便」または「簡易書留」で

クーリング・オフは、普通にポストに投函してもできますが、「送った・もらってない」のトラブルになる可能性もあります。そのため、記録に残る「特定記録郵便」または「簡易書留」でおこないましょう。

この方法なら相手に届いた日が8日以内でなくても、日付のスタンプを押された日が8日以内であればOKです。

3、はがきは念のためにコピーを

「特定記録郵便」または「簡易書留」で送っていれば基本的には問題ありません。ただ念のため、より証拠として残せるように両面コピーをしておくといいでしょう。

クーリングオフ書面の書き方(はがきでOK)

クーリングオフ書面は、エステサロン宛てに作りましょう。クレジットカード払いの場合は、信販会社宛ての書面も必要です。

1、エステサロン(販売会社)宛クーリングオフ書面の文例

2、信販会社宛クーリングオフ書面の文例

クーリングオフ書面に記載すべき内容

  • タイトル(通知書)
  • 契約年月日
  • 商品名(エステ)
  • 契約金額
  • 会社名
  • 返金を求める内容(支払済みの場合)
  • 商品を引き取って貰う内容(商品を受け取っている場合)
  • 書面に記入した年月日
  • あなたの住所
  • あなたの氏名

記載すべき内容はいろいろありますが、上で紹介している文例を参考にしてもらえれば間違いありません。

送付先については、本社でも契約を結んだ店舗でも構いませんが、本社だとより対応は早いでしょう。

また印鑑については、法律上必要ありません。

中途解約の方法・手順

契約書をもらってから8日が過ぎてしまった場合は、クーリングオフ制度は使えず、中途解約になります。

中途解約の方法は、クーリングオフと同じく書面でもできますが、基本的には来店するのがスムーズです。

契約した際の書類に書いてある内容をチェックして、その通りに進めましょう。書類がない場合は、まずは電話をして手続きの方法を確認するのがいいでしょう。

【Q&A】クーリングオフや中途解約に関してよくある質問

クーリング・オフと中途解約について、よくある質問を以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

1、ホームケア商品は返品できるの?

化粧品や食品、美容機器などのホームケア商品は、「関連商品」なら返品が可能ですが、「推奨商品」だと返品が認められないケースがあります。

  • 関連商品:サービスを利用するために、必要という説明を受けて勧められた商品
  • 推奨商品:サービスを利用する際に、購入の必要が無い商品

関連商品の場合は、基本的には返品ができます。ただし、自ら開封・使用したものについては、返品できない旨が契約書に記載されている場合があります。

まずは契約書を確かめてみましょう。

2、中途解約の計算方法について具体的に教えてください

例1)1回1万円×30回の30万円コースを契約。2週間が経ち、サービスを受ける前に中途解約

→解約手数料として、2万円が必要になり、28万円が返金されます。

例2)1回1万円×30回の30万円コースを契約。2ヶ月が経ち、8回の施術を受けてから中途解約

→使用分の「8万円」+解約手数料「2万円」を引いた、20万円が返金されます。

例3)1回1万円×30回の30万円コースを契約。4ヶ月が経ち、15回の施術を受けてから中途解約

→使用分の「15万円」+解約手数料「1.5万円」を引いた、13.5万円が返金されます。

※「受けていないコース料金総額の10%」or「20,000円」のどちらか低い方の金額になるため、解約手数料が1.5万円になります。

【まとめ】困ったことがあれば消費者センターに相談を

今回は契約してしまったエステサロンへの、クーリングオフと中途解約について紹介しました。

今回の内容をまとめると、

  • 以下の要件を満たせばクーリングオフか中途解約を利用できる
    1、1ヶ月を超える契約
    2、総額5万円を超える契約
  • 8日以内であればクーリングオフ、それ以降は中途解約
  • クーリングオフは書面で行う(ハガキが簡単)

クーリングオフや中途解約は、後回しにしても不利になることがほとんど。意外と面倒な手続きはなく、30分~1時間程度あればできてしまうので、早めに対処するのがおすすめです。

また残念ながら、エステサロンによっては悪質な営業をしているところもあります。

もしクーリングオフ や中途解約時に、困ったことがあれば「消費者センター」に相談するのをおすすめします。

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この記事を書いたのは…

痩身エステラボ編集部